恩林寺事典 |
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・「普請」 私の住む町内では、今朝方「道普請」いうのが行なわれま した。ご近所の方々と、決められた範囲の清掃活動を行な うものでありまして、私のところでは、年に2回ございます。 この「普請」という言葉でありますが、我々禅宗の用語であ りまして、寺の堂塔建立などの労役に、多くの方々に従事し て戴く事を言って居ります。「普く人々に請う」(あまねく人々 にこう)の意であり、多くの人々にお願い、呼びかけをし、労 役について戴くという事です。今朝方も、たくさんの方々が 労役に従事し、そのお陰様でどこも綺麗にされ、気持ちの 良い日を迎える事ができました・・・。 |
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・「六波羅蜜」(ろくはらみつ)
今日から春のお彼岸です。春分の日を挟み、前後三日
ずつ修行徳目を配した七日間の「仏道修行の強調週間」 と言える行事であります。
六つの修行徳目「六波羅蜜」
一、布施(与えよう、ものでも心でも)
二、持戒(守ろう決まりを)
三、忍辱(養おう寛容な心を)
四、精進(努めよう全てにたゆまず)
五、禅定(見つめよう心静かに)
六、智慧(生きよう真実の世界に)
(住職のブログより) |
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・「会下」 老師様のお膝元で修行された修行僧は、みな「会下」 (えか)と呼ばれ、親子のような関係が築かれます。鎌倉 へ 来られ27年となり、会下の方々は200名を越えたそう でございます。 (住職のブログより転載) |
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・「木板」(もくはん) 禅宗の修行道場では、修業中の行動の一切は、鐘や 太鼓をはじめとする「鳴らしもの」の合図によって行なわ れます。その中の一つに「木板」(もくはん)とよぶものが ございます。この木板には次のような言葉が書かれて 居ります。詳細は写真をクリックして下さい。 |
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・「四ッ頭茶会」 四人の正客に準じて八人の相伴客がお茶を戴くという、 茶の湯成立以前の古式の茶礼に従い行なわれます。 四人の供給(給仕役の僧)が二人ずつ組になって茶菓を 運び、正客から一人ずつ茶の点前を行ってゆきます。浄 瓶を左手に持ち、茶筅は右手。銘々の茶碗に浄瓶から 湯を注ぎ、茶筅をふります。正客に対しては膝をつきます が、相伴客に対しては立ったまま点前を行ないます。 また、客も天目台ごと茶碗を差し出します。四ッ頭の見所 は、供給をする四人の僧が動作をそろえて美しく振舞う 姿や、もてなしに多くの人手を必要とする事であります。 茶の湯の簡素な作法に比べると、その違いははっきり見 てとれる事でしょう・・・。 |
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・「安下所」 「安下」(あんげ)とは、行李(こうり)を解いて安息する事を 言います。安下所は、新しい住職の臨時の宿所をさしま す。晋山式の際には、檀家さんのお宅などを安下所と定 め、新住職はそこで身支度を調え晋山致します。昨日、 私の晋山式にあたり、その安下所となる檀家さん宅にお 邪魔をし、お願いをして参りました。そこで快いお返事を 戴き、お引き受けして下さいました。大変有難く、感謝の 気持ちで一杯でございます。 (住職のブログより転載) |
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・「転版式」 この行事は、住職となるには欠かせない行事でありまし て、私も平成12年に執り行なわせて戴きました。住職と して辞令が交付され、750年脈々と続く臨済宗建長寺派 の法脈を受け継ぐ、大変厳かな儀式であります。 (住職のブログより転載) |
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・「寺庭さん」 |
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・「合掌一礼」 |
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・「関興寺の味噌なめたか」 枯淡、質素を基本とする生活に味噌は欠かせないとあって 、寺では修行僧の為にたくさんの味噌を作って蓄えていま した。1578年(天正六年)、上杉謙信の没後景勝・景虎 二子により家督相続争いがおこり合戦となった。その折 関興寺は兵火の為諸堂が焼失した。時の住持が上杉氏 より寄進された大般若経六百巻を火の難から護る為、 味噌桶の中に蔵した。それにより大般若経は焼失を免れ る事ができた。以来ご利益のある「関興寺の味噌なめた か」との言葉が生まれた・・・。 住職のブログより転載 |
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・「狸の山門」 |
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・「庭詰め」(にわづめ) (住職のブログより転載) |
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・「制間」(せいかん) |
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・「晋山式」 「晋山式」とは、新しい住職のお披露目、就任式のことで あります。「晋」はすすむの意、「山」はお寺をさして居りま す。半年以上も先のことではありますが、当日をむかえる に必要な儀式等も済ませなければなりません。近隣の 和尚さんや檀家の役員さんらのお力をかりながら、諸事 万端となりますようすすめてゆきたいと思います・・・。 本年10月は私の晋山式を予定して居ります。今年に 入り少しずつ準備をすすめているところであります。 檀信徒はじめ、皆様方には随時、準備状況等をご報告し て参りたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げま す。 住職のブログより転載 |
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・「結果自然成」(けっかじねんなり) |
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・「福だるま、縁起だるま」 |
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・「袈裟」(けさ) |
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・「卵塔」(らんとう) |
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・「臘八大接心」(ろうはつおおぜっしん) |
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・「喫茶去」(きっさこ)・・・日常にある禅 |
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・「旦那」(だんな) |
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・「一炷」(いっしゅ) |
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・「関」(せき) |
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・「日日是好日」(にちにちこれこうじつ、又はひびこれこう |
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・「照顧脚下」(しょうこきゃっか) |
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曼珠沙華 (彼岸花) |
・ウイキペディアより引用
曼珠沙華(彼岸花)の地下茎(球根、正確には |