世界と自己が一体になった三昧の世界のひろやかさ。その三昧の大空には仏の智慧の光が、月のように光り輝いている。
恩林寺 土曜 定例 坐禅会 |
2018年6月2日 |
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第一部・休憩・第二部 |
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ご住職ご入堂 |
読経 唱和 白隠禅師坐禅和讃 |
白隠禅師坐禅和讃 |
衆生本来仏なり。水と氷のごとくにて。 |
水をはなれて氷なく。衆生の外に仏なし。 |
衆生近きを知らずして。遠く求むるはかなさよ。 |
たとえば水の中に居て。渇を叫ぶがごとくなり。 |
長者の家の子となりて。貧里迷うに異ならず。 |
六趣輪廻の因縁は。己が愚痴の闇路なり。 |
闇路に闇路を踏そえて。いつか生死を離るべき。 |
夫れ魔訶衍の禅定は。称歎するに余りあり。 |
布施や持戒の諸波羅蜜。念仏懺悔修行等。 |
其の品多き諸善行。皆この中に帰するなり。 |
一座の功をなす人も。積みし無量の罪ほろぶ。 |
悪趣いずくに有ぬべき。浄土即ち遠からず。 |
辱なくも此の法を。一たび耳にふるる時。 |
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讃嘆随喜する人は。福を得ること限りなし。 |
いわんや自ら回向して。直に自性を証すれば。 |
自性即ち無性にて。すでに戯論を離れたり。
それは何の実体もない空であるから,もはや、ああこうの分別の世界, |
因果一如の門開け。無二無三の道直し。 |
無相の相を相として。行くも帰るも余所ならず。 |
無念の念を念として。謡うも舞うも法の声。 |
三昧無礙の空広く。四智円明の月さえん。 世界と自己が一体になった三昧の世界のひろやかさ。その三昧の大空には仏の智慧の光が、月のように光り輝いている。 |
此の時何をか求むべき。寂滅現前するゆえに。 |
当処即ち蓮華国。此の身即ち仏なり。 |
合掌 礼拝 |
第一部 坐禅坐禅を約25分続けます |
第一部 終了の合図 |
中間休憩 5分 |
第二部 開始の合図 |
第二部 開始の合図 |
第二部 坐禅を続けます |
警策巡回【警策(きょうさく、けいさく)は 坐禅のとき、修行者の肩ないし背中を打つための棒を指す。警覚策励(けいかくさくれい)の略。曹洞宗では「きょうさく」、臨済宗では「けいさく」と読む。長さは宗派によって異なるが、一般的に持ち手は円柱状で、先端に行くにしたがって扁平状となる。材質は多くが樫や栗。打つ側は「警策を与える」、打たれる側は「警策をいただく」という言い方をする。】 |
警策請願 |
警策拝受【警策を与える者を直日(じきじつ)または直堂(じきどう)と言う】 |
第二部 終了の合図 |
第二部 小休憩 |
第二部 読経 唱和 |
四弘請願文(四弘誓願は仏教を信ずる者として、まず誓うべき四つの基本的な |
衆生無辺請願度 |
煩悩無尽請願断 |
法門無量請願学 |
仏道無上請願成 |
第二部終了 皆さまご苦労様でした |
ご住職様 有難うございました |
仏説摩訶般若波羅蜜多心経 |
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