山門再建について
山門再建計画趣意書
檀信徒各位に置かれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、昨年夏の『恩林寺広報』の中で触れました
『晋山式』(新住職の就任式)
の実行に向け責任、総代役員の皆様を中心に協議、検討の場を設けて参りました。そして、この場にて平成20年10月の挙行を目指し、併せて老朽化した『山門の再建』を同時に進めて行く案について賛同を得るに至りました。さらに、『臨時奉賛会』会議に於いてその概要と趣旨説明を致し、役員の皆様方より了承を得る事が出来ました。ここに、良き方向性を示して戴きました。
趣意書
東光山恩林寺は、佛心誠に厚き檀信徒各位の絶大なる愛山護法により、諸堂伽藍が整備されて参りました。今回発願計画致しました山門は、築約二百年前後が経過し、基礎が不十分故、老朽も進んで居りまして今日危険な状態を伴って居ります。この機会に、この不安を解消し、一新された境内との調和を図って、當山を訪れる方々を迎えいれるにふさわしい山門の再建を、この慶事に併せ発願計画致した所でございます。近年の諸事情にて誠に恐縮なお願いかとは存じますが、檀信徒各位より尊い浄財の寄進を頂戴致しまして、この事業を達成させて戴きたいと念願するものであります。何卒この趣旨にご賛同を賜り、當山の歴史に残る大事業に対し、これが円成出来ます様特段のご協力を賜りたく懇願申し上げる次第でございます。誠に勝手なお願いにて恐縮至極に存じますが、何卒事情ご賢察の上、ご支援とご尽力を賜ります様お願い申し上げます。
恩林寺住職 第二十二世光悦貴洲
再建委員会委員長 小林武男
平成十九年五月吉日
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