住職研修会B
最後の拝塔は富山県高岡の名刹、曹洞宗瑞龍寺様。伽藍のほとんどが国宝に指定され、その壮大さは圧巻でありました。入り口付近にわかりやすい看板がございましたので、皆様にもご紹介致します。禅宗寺院の伽藍は七堂伽藍と呼ばれ、写真のごとく人間のような伽藍配置をして居ります。このような形態を保たれている寺院は現在限られて居りまして、大変貴重な文化財と言えるでしょう。因みに七堂とは、各宗派で呼び名は異なりますが、臨済では山門・仏殿・法堂(はっとう)・方丈・僧堂・浴室・東司(とうす)となって居ります。瑞龍寺様で一つ残念であった事に、この七堂のうちの浴室、東司を火災で焼失してしまっていた事であります。ご住職のご説明に耳を傾けつつ、焼失した伽藍の姿が偲ばれてならない、そんな気持ちにさせられました・・・。 |
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