鎌倉ゆかりの地@
本山建長寺をはじめ、臨済宗全般を研究されて居られるS氏、元鎌倉国宝館にお務めされて居られたM氏、両氏にご同行戴きながら、今年も鎌倉ゆかりの寺院へ拝塔して参りました。昨年は丹波路を巡り、それぞれの寺院のご住職のお計らいの下、貴重な文化財に触れさせて戴く事ができ、大変感激も致し、勉強にもなりました。そこで今回拝塔させて戴きましたご寺院は、宮城、岩手両県にまたがる鎌倉ゆかりのご寺院でありました。
まず初めに拝塔させて戴きましたのは、仙台市にございます、臨済宗妙心寺派資福寺様でありました。文永年間に建長寺第3世大休正念禅師を招き創建、建長寺の末寺となりました。その後伊達家の統治となると、高僧虎哉宗乙禅師を招き、以降妙心寺派の末寺となりました。かの伊達政宗公も、幼少の頃から生涯に亘り虎哉禅師の教育を受けたそうであります。
本堂は平成9年に落慶したそうです。正面の額には、現建長寺の管長様揮毫によります「平等窟」の額が掲げてございました。落慶のご導師もお務めになられて居られます。近年は紫陽花寺として知られ、広く親しまれて居られるようです。とにかく北山五山の第一位にふさわしい見事な伽藍、境内でありました。お忙しい折、お時間を割いて下さりました資福寺ご住職様に、心より感謝申し上げます。 |
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