「禅」の心。
最近料理や食卓、レシピなどを主に情報として、提供して下さる方のブログに感銘を受けて居ります。料理の彩り、食材の工夫、器選びなどなど、どれを見ても作る人の思いが伝わって参ります。私が修行時代に経験した中で、修行僧の食事を賄う「典座(てんぞ)」という役職に就いた事がございました。包丁もろくに扱えなかった私にとっては、大変な試練でありました。道場は自給自足が基本。自分達が育てた野菜を収穫し、それを工夫して毎日食べてもらう。ごはんも薪を使って炊き上げる。とにかく毎日時間に追われ、「何作ろう、どうしよう」の連続でした。半年間典座を経験致しましたが、少ない食材をいかにして工夫するか、いかに美味しそうにみせるか、食物の有難さ、また、作る側、食べる側それぞれの気持ちなども良く分かりました。そういう意味では、とても良い経験をさせて戴いたと思って居ります・・・。因みに、皆さんの食卓にも出た事がある「けんちん汁」は、私が修行時代を過ごした建長寺が発祥であります。「けんちょう寺汁」が、なまって「けんちん汁」となったようです。 |
" class="refer"> " class="refer"> コメント(4)
一つ賢くなりました!有難う御座います。けんちん汁は昔からよく食べてますね。給食にも出てたし!。
2007/9/11(火) 午後 8:52 [ ]
案外知られてないんですよね。ちょっと付け加えると、建長寺の建長汁は、豆腐を手でぐしゃぐしゃに潰してから具財の中に加えるんですよ。当時の修行僧が豆腐を落とし、砕けた豆腐を拾って具財に加えた事に由来するとか・・・。また、野菜の皮なども細かくして加えていた様であります。捨てる所がなかったんでしょうね。
2007/9/11(火) 午後 11:09 'http://blogs.yahoo.co.jp/onrinji')">
私もですが勿体無い事多くしてます...反省ですね。
2007/9/12(水) 午後 8:02 [ ]
同じく反省です・・・。
2007/9/13(木) 午前 4:42 'http://blogs.yahoo.co.jp/onrinji')">