あるお方との別れ・・・。
一昨日、昨日と修行時代の仲間のお寺へ行って居りました。それは、97歳になるおばあさんがお亡くなりになりになられた為でありました。明治時代のお生まれ。大正、昭和、平成と、大変厳しい時代等をご経験され、また、幾多の困難を乗り越えられて来られた事と思います。まさに大往生、天寿を全うされたと言ってあげて良いのではないかと思います。このお別れに際しましては、大変多くの家族親族の方々が別れを惜しみ、皆が一同におばあさんの事を慕って居られたんだな、という事を強く感じました。皆に親しみ愛され、そして別れを惜しまれる一度きりの人生を、理想ではありますが、そうでありたいとふと感じた最期のお別れでありました。おばあさん、永きご生涯、本当にお疲れ様でございました・・・。 |
コメント(4)
明治生まれの女性、これだけでどんな方かわかるような気がします。ましてや多くの方に慕われていたとなれば、自分に厳しく、人に優しい方だったのでしょうね。
2007/9/16(日) 午後 5:30
本当にそうだと思います。長寿の鏡ですね。
2007/9/17(月) 午前 8:11
人は一度は経験します。生まれてくる時は分りませんが逝く時はわかる方もいらっしゃるでしょう。和尚の凛とした読経の際ご逝去された方を偲び一人ひとりに思いを込めてお祈りを捧げている姿を拝見しながら、ふと和尚様の心のやさしさと、故人を思いやる心のうちを垣間見た思いです。ありがたいことです。
2007/9/17(月) 午前 8:12 [ 檀人 ]
残されたご家族は、その悲しみを乗り越え生きて行かなければなりません。故人、ご家族の為にも、その思いは持ち続けて参らねばならないと考えて居ります。
2007/9/17(月) 午後 0:39