最後の雄姿。
約200年にわたり、当山の顔として多くの来山者を迎えてきた山門が、本日いよいよ解体されます。老朽に伴い、また、私の晋山式(住職就任式)の記念事業として、このたび皆様方の御協力を得て再建する運びとなり、名残惜しいですが、本日解体の日を迎えたわけでございます。新しい山門への期待と、旧山門への感謝の気持ちを持って、この工事を見届けたいと思います・・・。 |
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約200年にわたり、当山の顔として多くの来山者を迎えてきた山門が、本日いよいよ解体されます。老朽に伴い、また、私の晋山式(住職就任式)の記念事業として、このたび皆様方の御協力を得て再建する運びとなり、名残惜しいですが、本日解体の日を迎えたわけでございます。新しい山門への期待と、旧山門への感謝の気持ちを持って、この工事を見届けたいと思います・・・。 |
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コメント(14)
「最後の雄姿」
このタイトルに感極まりました。。。
山門にもこの土地で生まれてから幾多となくお世話になりました。
山門は無機質で御座いますが、多くの方々の想いが積重ねられております。
今、写真を拝見いたしますと柱を支えるわずかばかりの敷石とブロック塀だったんですね・・・
柱の根元も朽ち果てております。
和尚さん、いつも朝早くから広い境内を掃き清められ山門をいつも愛おしく見つめて居られた事と思います。
山門の再建を決断されるまでにはこのような想いも込められていると拝察いたしました。
この山門も役目を終え、誇りを持って、後進に道を譲る決心をされておられることと存じます。
山門 様 長いこと私たちをお導き下さりありがとう御座いました。
次世代を受け継ぐ山門に招かれる方々も優しく見守っていて下さいますようお願い申し上げます。
お役目ご苦労様で御座いました。
長い間お世話下さりありがとう御座いました。
2007/11/20(火) 午前 8:01 [ 檀信徒 ]
実家のお寺を思い出しました。風情があっていい門ですが、惜しいですね。
銀杏ですが、銀杏ご飯(もち米があったら少し入れるとおいしい)、かき揚げ、素揚げもいいと思います。
2007/11/20(火) 午前 10:49
檀信徒さん、こんにちわ。また、心温まるコメント戴き、感謝感激の念に堪えません。
今日まで、何事もなく無事に来山者を迎え入れてきてくれた旧山門、おっしゃる通り、本当にご苦労様の一言に尽きると思います。
先程無事に解体作業が終了しましたが、解体中はとても切ない気持ちになりました。
跡形も無くなった現場を見つめた時、更なる寺門の繁栄、更なる精進に努めて参る、そんな思いにかられました。
旧山門、皆さんへ恩返しして行くためにも、一生懸命努めて参りますので、何卒、よろしくお願いを申し上げます。
2007/11/20(火) 午後 4:25
名残惜しかったのですが、危険な状態でもありましたので・・・。
旧山門も、ほるんさんにお褒めのお言葉戴き、きっと喜んでいるのではないでしょうか?
銀杏ご飯にかき揚げ、精進料理レシピみたいで美味しそうですね!
是非試してみたいと思います。有難うございました!
2007/11/20(火) 午後 4:44
いよいよ解体となると名残惜しいものでしょうね。かといってそのままということも難しい。古きものから新しきものへ。これも時代の流れ、新しくできるということはその寺院の勢い、タイミングもあります。どうぞこの機会を大切にして立派なものを造営ください。
2007/11/20(火) 午後 7:57
昔、光前寺の住職から『「山門」は「三門」とも呼ばれれます。悟りの道には三つあって、この三門をくぐることで、迷いから悟りの世界へと進むのです。』とお聞きしたことがあります。
恩林寺さんも山門も200年の長きにわたって多くの人々を悟りへと導いてきたのではないでしょうか・・・・
200年・・・気の遠くなる時間です。そして新しい山門はこれから何百年にわたり、我々の子・孫・・・その先々まで見守ってくれることでしょう。
何百年にも及ぶ財産を遺されるすばらしいお仕事だと思います。
無事、造営が進みますようにお祈り申し上げます。
2007/11/20(火) 午後 8:25 [ ]
ひけしぼうさん、こんばんわ。
ひけしぼうさんのところも、順調に進んでいるようで何よりです。
おかげさまで当山も、良きご理解、ご協力を得られ、本日その第一歩を踏み出す事が出来ました。ひけしぼうさんに出会い、本堂を再建されているお姿を拝見し、私はいつも勇気ずけられて居ります。今後もご指導戴ければ幸いに存じますので、よろしくお願い致します。
2007/11/20(火) 午後 9:39
いー感じの山門じゃないですか。
わびさびは禅の基本と思ってました^^
なにかもったいないですね。
でも物に固執しないのがお釈迦様の教えですね♪
2007/11/20(火) 午後 9:41 [ poe2har ]
匠さん、こんばんわ。
光前寺御住職のお話の通りでございます。と同時に、私は「山門は自らの身を清めるところでもあるんですよ」という事を、お話させて戴いて居ります。そして、清浄な気持ちになって戴き、そこでご本尊様に手を合わせて戴く。自然とそんな気持ちにさせてくれる。そんな山門としての役割を果たせる門であって欲しいと願って居ります。有難いお言葉に恥じぬよう、頑張って参ります。
2007/11/20(火) 午後 10:09
poeさん、こんばんわ。
ほんと、そうおっしゃられると、返す言葉もございません・・・。
いつもながら、励ましのお言葉を頂戴し、本当に感謝致して居ります。
2007/11/20(火) 午後 10:22
今までのかけがえのない歴史と、これからの素晴らしい歴史の
融合地点だったんですね。
住職さまがその受け継ぎ役なんて素晴らしいです♪
新たな山門、楽しみですね(^-^)ノ
2007/11/21(水) 午前 0:26
cocoさん、おはようございます。
歴史の生き証人だったわけで、解体は、なんともせつなかったです。
また、新たな歴史をこれから刻んで参ります。汚点を残さぬよう、精一杯努めて参りたいと思います。
2007/11/21(水) 午前 7:47
素晴らしい山門ですね〜。派手な山門もいいですが「お寺!」って言う感じが出ており私は好きですね。寂しい感じもしますがこれから御住職様と一緒にすばらしき歴史を刻んで行って下さい。
2007/11/21(水) 午後 4:54 [ ]
ことししさん、こんばんわ。
ことししさんのコメントに、旧山門のうなずく声が聞こえて参るようです。皆さんの温かいお言葉。私もしかと、心に刻んでおきたいと思います・・・。
2007/11/21(水) 午後 11:56