臨済宗 建長寺派 東光山 恩林禅寺 住職からの便り

開山650有余年先祖の霊の安らぎと衆生の安寧を願い御仏に仕えております

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2007年11月

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この日を迎えると・・・。

今年も残すところあと一ヶ月。皆さん風邪などひかず、良い年を迎えられますようお身体ご自愛下さい!!

12月1日。道場での修行を終え、はや8年の歳月が過ぎました。毎年この日を迎えるたびに、道場で過ごしたこの日の事が思い出されます。それは、道場での生活において、一年で最も厳しい修行期間(12月1日から8日まで)を迎えるからであります。「臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)」といいまして、1週間を1日とみなし、横になる事を許されず坐禅修行に励む。中でも、1週間を1日とする事から、「坐睡」(坐禅のまま睡眠をとる)の経験は強烈、鮮明に記憶されて居ります。禅寺の和尚さんなら皆経験され、この日には特別な思いを持たれているかと思います。この日から8日まで、全国に点在する禅の道場では、修行僧殺しの長い長い「一日」がはじまります・・・。

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思いよ届け・・・。

今日は大安吉日。この良き日、当山山門新築工事にあたり、関係者と共に地鎮式を執り行いました。工事の安全、速やかなる完成を念じ、一進にお務めを致したところでございます。「念ずれば華開く」、そんな日が来るのを夢見て・・・。

・ホームページ上でも紹介して居りますので、ご覧下さい!!
http://www.geocities.jp/onrinji/pictures/shashinsyu.htm

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日常にある禅。

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皆さんは、「お茶」を飲む習慣がございますか?お茶はいろいろな効用があると言われ、私も毎朝戴いて居ります。「禅」と「お茶」は、とても深いつながりにあり、「お茶を戴く」という事を特に重んじて居ります。「喫茶去(きっさこ)」(お茶でも召し上がって下さい、の意)という禅語が示す通り、同じ釜の湯を一緒に戴き、お茶を通してお互いの気持ちを一つにする。お寺で大きな行事をする前は、やはり一同でお茶を飲み交わし、一つの行事を無事に成し遂げるよう、心を一つに致します。お茶を戴く事も坐禅と一緒。静かにお茶を戴く心の余裕、そんな一時あるといいですね・・・。

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旦那さん。

「うちの旦那・・・」何やらぼやいている主婦の会話、耳にする事ありませんか?この「旦那」という言葉、実はサンスクりッと語の「ダーナ」を音写した仏教語なんです。その意味は「贈り物」。
我が妻は、良い贈り物をされたと思っているだろうか?なんだかちょっと不安です・・・。

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一炷(いっしゅ)。

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聞きなれない言葉かと思います。坐禅会などに参加した事がある方は、ご存知かと思われますが、これは線香一本が燃え尽きる時間、約40分間の事をいいます。修行道場では、日によって、一日10炷を越える時もあるんですよ・・・。

機会がありましたら、是非一炷、心を落ち着かせる事に挑戦してみて下さい・・・。

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